手しおにかける とやまの農業をレポートするブログ

    小松菜、ほぼ毎日収穫しています。

    園芸特産課の長瀬です。
    JAいみず野管内(射水市)にある小松菜農家「葉っぴ~Farm」さんのハウスへお邪魔しています。
    21棟並ぶハウスの中に、黒いシートがかけられたところが。

    出荷1.jpg

    中に入ってみると、ちょうど小松菜を収穫していました。
    黒いシートは遮光ネット。
    収穫するときに根っこを切るので、日光が当たるだけでも小松菜がしなっとしてしまいます。
    しなびると葉っぱ同士が絡んで、茎が折れたり、葉がちぎれたりすることも。
    なるべく小松菜の鮮度を保ち、品質が落ちないようにするために、暖かい季節は遮光ネットを張って収穫します。
    冬場は遮光ネットをかけるとハウス内が暗く、寒くなるので、かけないそうです。

    出荷2.jpg

    中では46名ほどのスタッフさんが、収穫チーム、袋詰めチームに分かれて作業しています。
    収穫した小松菜を1袋に200グラム入れて、1箱に25袋詰めます。

    出荷3.jpg

    こちらは収穫チーム。
    ちょうど収穫する大きさになった小松菜を、根っこごと引き抜いていきます。

    出荷4.jpg

    そしてハサミで根っこを切り落とします。

    出荷5.jpg

    外側の茎や折れたもの、虫食いがあるものなどは取り除いて、軸についた土をタオルで優しく落とします。
    小松菜がしなびたり、傷ついたりしないよう、11株優しく、手早く作業します。
    小松菜を握るときも、人の熱を伝えすぎないよう、優しくやさし~く。
    収穫した小松菜を大体同じくらいの量でまとめてカゴに入れていくと、袋詰めする際に量の調整がしやすいそうです。

    出荷6.jpg

    収穫チームが丁寧にとった小松菜を計量して、袋詰めしていきます。

    出荷7.jpg

    1200グラム、一箱に25袋入れて完成です。
    収穫したら、なるべく早く鮮度保持袋に入れるようにしています。
    箱詰めしたものは順次、保冷庫へ。
    出荷までの間、少しでも鮮度が落ちないように努めます。

    出荷8.jpg



    夜中にトラックで県内の市場へ。早朝にはスーパーへ運ばれます。

    ところで、葉っぴ~Farmさんではハウス内で収穫、手作業で袋詰めしますが、生産者さんによっては収穫した小松菜を作業場へ運び、手作業で選別、規格、量を量って、機械で袋詰めすることも。

    出荷11.jpg

    おそろいの袋に入れて「富山県施設こまつな研究会」として、市場へ出荷しています。

    出荷9.jpg

    研究会では小松菜の品質や大きさなどの規格にルールを設けているので、収穫や袋詰めの方法が異なっていても同じ品質の小松菜が出荷されています。
    葉っぴ~Farmさんでは通常朝の8時ごろからお昼まで収穫、12030ケースほど出荷しているそう。
    小松菜の生育具合によって、15時ごろまで収穫するときも。
    多い時は1100ケース出荷したこともあるそうです。
    市場へ出荷するほか、地元・射水市の学校の給食にも使われているんですよ。

    ところで、いろんな農家さんのところにお邪魔していますが、みなさんは大体10時に休憩タイムがあるようです。

    出荷10.jpg

    この日は涼しかったので、ハウスの前に集まってお茶タイム。
    夏は暑くて、ハウス内での作業は大変ですね、と言うと...、
    「暑い日はハウス内の温度が50度以上になるよ」
    50度...!!蒸し風呂、蒸しサウナ状態ですね。
    「でも寒い時も大変やよ~。地面が冷たいからか、足元から冷えてくるが」
    「そうそう。大きめの靴にして、靴下を重ね履きするよ。カイロも張るしね」
    そ、そうか...。冬も大変だったんですね...!!!
    そういえば以前、ほかの生産者さんから「冬もすごいですよ。ぜひ来てみてください」と言われたことを思い出しました。
    今年は冬のハウスにもお邪魔してみようと思います。

    最新のレポート

    検索

    カテゴリー

    レポーター

    アーカイブ

    サイトの利用について

    表示切替:スマートフォン版パソコン版
    ページトップへもどる