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    水稲省力化・低コスト対策として直播栽培を推進

    米の概算金が低迷する中、水稲における省力・低コスト栽培体系の確立は緊急の課題になっています。そのため、JA全農とやまでは省力・低コスト栽培体系のひとつの方策として、特に直播栽培を推進しており、12月16日に富山県農業総合研修所において、直播栽培に関する営農指導研修会を開催しました。

    研修会にはJA営農指導員が約50名出席し、富山県農林水産技術センターの浅井理絵主任研究員が、直播栽培を導入した場合の経営的メリットを試算にもとづいて詳しく説明するとともに、県農業研究所の野村幹雄主任研究員が乾田V溝直播栽培を、県広域普及指導センターの小島洋一朗普及指導主査が湛水表面直播栽培の特徴と課題を克服するための対策について説明し、技術導入にあたっては生産者の経営規模やほ場条件を考慮して進めてほしいと話されました。

    直播栽培は、現段階でも主穀作経営体における経営メリットが十分にある一方、移植と比べて発芽率が低いため種子代金がかさむこと、十分な除草効果を得るためには3回の除草剤処理が必要であること、倒伏しやすいので収量・品質低下が目立つ等の問題がありますが、それらについては対策が示されており、改良されつつあることが報告されました。

    JA全農とやまでは今後も省力化・低コスト栽培体系の確立に向けて取り組み、研修会等を通じて情報提供していきたいと考えています。

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    直播栽培の必要性と経営的メリットを説明する浅井主任研究員
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    乾田V溝直播栽培における発芽促進、苗立ち安定化技術について説明する野村主任研究員
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    鉄コーティング種子を使用した湛水表面直播栽培のポイントについて説明する小島普及指導主査
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    参加した営農指導員からは技術導入に関する質問が寄せられました

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